ガソリン代、物価高、金利上昇。
そして2029年には、若者のITスキルが既存社員を追い越す。
「このままでは仕事が奪われる」
そんな不安を抱える人が増えています。
すでに始まっている企業の人選戦略。
2029年に向けて、収入がダウンする人と上がる人の差がはっきり分かれ始めています。
高校で「情報Ⅰ」が必修化となり、共通テストでも情報科目が追加され、プログラミングやデータ分析、セキュリティといった専門家も顔負けのITスキルを持った若者が大量に社会に出てくるのが2029年です。
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しかもIT企業だけではありません。一般企業にももちろん入社してくるのです。
DXやAXが進む中、企業はITスキルの高い人間を欲しがります。
ITスキルのある人間の有無が、企業間競争にも影響してくる時代だからです。
ですが今は売り手市場であり、企業側は高い初任給や広告費などをかけて若手を獲得しなければなりません。
そして、2029年のITスキルを持つ新入社員を獲得するために、企業側はすでに採用計画に入って準備を進めているところもあります。
従業員の組織改革のため、“早期退職”制度などで、今のうちから将来のための人件費を確保し始めているのです。
国内の人口減少により、海外に目を向けている企業は多いですが、そのためにもITやAIといった分野に力を入れたい、と思っているのです。
当然、会社を辞める中堅社員は次の仕事を探さないといけないのですが、社会はすでにITスキルのあることを必須条件としている企業が増えています。
あなたは、2029年以降も“選ばれる側”に残れるでしょうか。
★ 今の高校生のITスキルはどのくらい?共通テスト(情報Ⅰ)のレベルをチェック!
弱体化する日本は世界で生き残れるITスキルがあるのか?
日本は人口減少が進み、経済力が落ちていく中、世界でも誇れるべきITスキルが必要だと思っています。
高齢化も進む中、経済力が落ちていくと、さらに円安が進み物価上昇につながることで、私たちの生活はますます苦しくなっていきます。
ですが、調べてみると、現在の日本のITスキルの現状はかなり悪いようです。
📉 海外から見た日本のITスキルの現状
📊 デジタル競争力ランキング
スイスの国際経営開発研究所(IMD)が毎年発表する「世界デジタル競争力ランキング」では、2022年に日本は29位と過去最低を記録しました。
特に「デジタル・技術スキル」では62位、「ビッグデータやデータ分析の活用」では63位と、非常に低い水準です。
アジア圏内でも、シンガポール、香港、韓国、中国、台湾に大きく差をつけられ、タイやマレーシアよりも下位に位置する分野もあります。
💡 ITリテラシーへの意識
「ITスキルの習得に関心がない」と回答した日本人は16%にも上り、先進7カ国の中で最もIT関連で苦手意識が高くなっています。
「日本人はIT活用が苦手でスキル向上への関心も薄い」と評価されているのです。
2029年度以降、一般企業でもITスキルの高い若者と会話が噛み合わないといったコミュニケーション上の課題に直面し、生産性に大きな影響が出てくるだろうと言われているのが「2029年問題」です。
当然、職場内でコミュニケーションギャップがあると、若い新入社員だけでなく、既存社員もストレスで離職も進むでしょうし、ストレスによる従業員1人あたりの企業損失は一人当たり年間50~180万円ともいわれています。
このように、従業員間のITスキル格差は、従業員の年収格差だけでなく、企業間の収益格差まで広げてしまうのが「2029年問題」の恐ろしさなのです。
ITスキル格差をなくす先輩社員へのITスキル教育とは。
2029年問題を乗り切り、世界に負けないITスキルを身に付けるためには、現役SEを講師にしたプログラミング講座だけでは不十分です。
🎓 これからのプログラミング教育で重視すべき点
1. 💡 アルゴリズム教育の強化
AIがコードを生成する時代だからこそ、AIが生成したコードの効率性や妥当性を評価できるアルゴリズム的思考が重要です。
アルゴリズム学習は、問題を分解し、論理的に解決する能力を養います。これは、AIでは難しい、複雑な問題の本質を見抜き、解決策を導き出すために不可欠です。
なお、アルゴリズムについては、情報処理技術者試験の問題を動画で解説していますので、学習中の方は、是非チャンネル登録して、お役に立ててください。
2. 🤝 ITパスポートレベルのITスキル教育の導入
国家試験のITパスポートは、ITを活用する上で前提となる幅広い知識(経営戦略、情報セキュリティ、法務など)をバランス良く習得できる国家資格で、すべての社会人に必要なITの基礎知識を網羅しています。
現代社会では、ITは私たちの生活基盤であり、ビジネスのあらゆる場面に浸透しているため、プログラミング学習とともにITパスポートの学習を通じて、情報セキュリティや情報モラル、企業コンプライアンスに関する知識を身につけることが、情報漏洩やウイルス感染などのリスク回避に繋がります。
また、プログラミングスキルだけでなく、ITパスポートで学ぶ企業戦略や経営理論、プロジェクトマネジメントといった要素は、ITを利用する側の社員にもITを理解し活用するための「IT力」を養います。
これにより、技術とビジネスを繋ぐ視点を持ったIT人材を育成できます。
3. 📚 実践的な学習と継続的なスキルアップの意識付け
座学だけでなく、実際に手を動かし、プログラミングやITツールの操作を通じて学ぶ機会を増やすことが重要です。
4. 🧮 経済スキルも必要に。
金利上昇による借入金コストのアップ、イラン攻撃による原油高高騰など「不透明・不安定な時代」には、経済の知識が重要です。
従業員自身、住宅ローンの金利上昇に悩まされたり、投資に積極的になったりしている時代です。
家計経済でも必要な「金利・為替・株価」などの知識は、企業に所属する一員としても役に立つスキルとなります。
以上、4つのスキルを身につけることで、2029年以降も“AIに使われる側”ではなく“AIを使いこなす側”や”新入社員を使える側”に立てます。
「何から始めればいいかわからない」という企業や個人の方のために、
まずは無料の30分オンライン相談をご用意しています。
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ファイナンシャルプランナー・IT講師
川淵ゆかり
厚生労働省 1級FP技能士
経済産業省 高度情報処理技術者
日本商工会議所 簿記1級
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