自信が持てないSEとは。
今、将来に不安を感じるSEが増えています。
日本は“失われた30年”を経験しており、予算がなく、新しいシステムに移行できずにレガシー(古い)システムを使い続けている中小企業が多いのです。
そのため、保守・メンテナンス中心が多く、プログラムを作った事のない技術者が多いのも事実です。
また、実際の作業も下請けや孫請けといった外部の企業に任せることで、実際にコードに触れることのないことも要因のひとつです。
AI時代にプログラミングスキルが必要な理由
AIがプログラムコードを書く時代が到来しましたが、AIは“正しい仕様”に基づいてコードを構築します。
ですから、
・AIに正しい仕様指示ができる設計力
・AIが作成したプログラムのテストや検証
・AIが作成したプログラムの読解力
が求められます。
技術者が不安を感じる「2027年問題」
2022年度から高校で必修となった「情報Ⅰ」。
現在の高校生は、プログラミング・データ分析・セキュリティといった知識を習得しており、大学入学共通テストはすでに国家試験である基本情報技術者試験を凌ぐほどの高いレベルになっています。
そして、大学へは進学せずとも、専門学校で2年間技術を磨いてきた学生達はが2027年度からはIT業界に大量に入社してくるのです。
私自身も専門学校でJavaプログラミングやwebDBの指導をしていますが、こういった「情報Ⅰ」世代向けに学校側も大きくカリキュラムを変更しており、より実践的な内容に変化しています。
そして、このような「情報Ⅰ」世代を欲しがる企業は次のような観点から増えてきます。
1.増えるサイバー攻撃と2026年末からスタート予定の経済産業省「サプライチェーン対策評価制度」(SCS評価制度)の導入
日本でもサイバー攻撃を受ける企業が増えてきました。
↓
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6576908
そのため、サプライチェーン全体のセキュリティ強化が急務となっており、セキュリティ対策水準の向上を図る「サプライチェーン対策評価制度」がスタート予定です。
結果として、セキュリティの基礎を学んでいる「情報Ⅰ」世代はIT業界のみならず、一般企業でも喉から手が出るほど欲しい人材となっています。
2.ERPの2027年問題とは
SAPは、SAP ERP Central Component 6.0(いわゆるECC 6.0、R/3系)やBusiness Suiteの標準保守を2027年12月末で終了すると公表しており、サポート終了後は、法改正対応パッチや不具合修正、セキュリティ修正が基本的に提供されなくなるため、基幹システムとしてはリスクが高まります
そのため、技術者としては発生する移行案件へ対応できるスキル(セキュリティ・プログラミング・データベース)といった知識が必要になってきます。
3.ブラックボックス化しているレガシーシステムの刷新
長い間使われ続けているレガシーシステムは、仕様書なども最新となっておらずブラックボックス化しているところから、AIや優秀なSEでも対応が難しいところです。
保守やメンテナンスに時間や費用がかかる点、そしてホルムズ海峡封鎖の影響やDX化推進で業務改革が急がれる中、新しいシステムの構築も求められています。
現状の「問題点洗い出し」「要件定義構築」のためにも、プログラムの読解力、アルゴリズムスキル、「新システム構築」のためのデータベースの設計力やSQL知識は技術者としては必須になってきます。
2027年から淘汰されるSEとは。
ITスキルを持つ社会人が年々増えてくる中、次のようなSEは淘汰されていく可能性が高いと思われます。
・設計書や要件は書けるが、コードを一から書くのは不安
・DBやSQLがよくわからない、テーブル設計ができない。
・若手や外注に丸投げしてしまう場面が多い。
ひとつでも当てはまったら、早いうちに対策を考えておく必要があります。
家庭のある人は特に注意
住宅ローンや教育資金などすでに結婚しているSEは将来の収入が不安になる場面もあります。
特に
・金利上昇による住宅ローンの返済額の変化
・70代まで続く住宅ローン
・物価上昇と子どもの成長により増え続ける教育費
・シニアになっても働き続けられるかどうかの不安
家族を守るためにも、自身のITスキルを今のうちに“底上げ”しておきましょう。
2026年夏までにITスキルを見直す。
社会は大きく変化しており、特にIT業界の変化は速いです。
プログラミング・アルゴリズム・データベース・ネットワーク・セキュリティといったスキルを基礎から見直しませんか?
今からスタートすれば、夏までに自身の持てるSEに変化できます。
とはいえ、
・自分はどこから手をつければいいのか
・今のスキルで、何ヶ月あればどこまで行けるのか
は、人によってまったく違います。
「このままではまずい気がするけれど、何から始めればいいか分からない」と感じた方は、一度オンラインでお話ししてみませんか。
元SEとしての現場経験と、25年間ITを教えている立場から、
・いまの強みと弱み
・この夏までにやっておきたいこと
・独学で進める場合の具体的な一歩
を、30分ほどの無料オンライン相談で一緒に整理していきます。
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キャリア&ライフデザインラボ
代表 川淵ゆかり
経済産業省 高度情報処理技術者
厚生労働省 1級FP技能士
(プロフィールは下記からどうぞ。)
https://yukarik-fp.jimdofree.com/
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