何か特有のスキルのある人は「独立起業」を考えます。
私が以前いたIT業界などは特に多いですが、最近ではシニアの独立起業も増えているようです。
2025年に全国で新たに設立された法人は15万6525社で3年連続で増加しています。
なかでも現役を退いたシニア層・早期リタイア層の起業割合が上昇しているのが目立ちます。
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6580634
これは、60代の再就職の厳しさからかもしれません。
↓ ※画像クリックで記事が読めます。
「60歳大企業元部長、…再就職活動で20社書類落ちの果て」
ですが、イラン情勢での地政学リスクにより、世界的にも景気の良いものではありません。
特に日本は財政懸念もあっての“トリプル安”が報じられる日も増えてきました。
トリプル安(円安・株安・債券安)が同時に進むことで、企業も家計もダメージを受けやすい状況です。
もし、景気が今以上に悪くなると、せっかく起業しても失敗する危険性もあります。
独立企業は再就職よりも厳しいかもしれません。
失敗しないためにも顧客先が望む提案ができるような準備が必要です。
今年の夏に起きる大きな問題とは。
原油価格は中東情勢の緊迫化で上昇しており、夏にかけてさらに家計と企業を圧迫する可能性があります。
企業も同じです。
光熱費、物流コストの高騰、原材料の高騰など大きくコストが膨らむ可能性があるため、企業は「徹底的なコスト削減」と「業務効率化」を迫られます。
そうなると、外部コンサルや外部のITベンダーへの莫大な外注費などは真っ先にカットされていきます。
今、企業の脅威で求められるスキルとは。
しかしながら、皆さんの持っているサービスに企業が欲しがる提案をプラスすれば、業績をうまく伸ばせる可能性はあります。
今の時代、転職でも再就職でも必ず求められるスキルは「ITスキル」です。
いくら過去の実績や提供できるサービスが素晴らしくても、『紙の書類と手作業』ベースの提案では、徹底的なコスト削減を進める今の企業には響きません。
自身の専門性に『ITによる業務効率化』や『サイバー攻撃対策』という企業が今最も欲しがる視点をプラスして提案できるか 。ここが、これからの起業の成否を分ける分水嶺になります。
IT部門と専門用語で会話できるだけで、企業から「この人は任せられる」と評価され、単価も上がります。
今、「業務効率化」「サイバー攻撃対策」を最優先としている企業も多いことから、
・システム改変に必要な上流工程スキル(DB設計やそれに伴うSQL/プログラミングスキル)
・セキュリティ知識(サイバー攻撃・セキュアプログラミング)
以上の知識が求められますが、難しく考える必要はありません。
自らシステムを構築しなくても、ITパスポートレベルの知識にプログラミングの構造理解を掛け合わせるだけで、『企業のIT部門やセキュリティ業者と、対等に専門用語で会話ができる橋渡し人材』になれます。
これだけでも、顧問やコンサルタントとしての市場価値と収入は大きく変わってくるでしょう。
今後、転職・再就職・独立を考える方は、景気悪化がささやかれる今、家計を守るためにも早めに企業が求めるITスキルを手に入れておきましょう。
景気悪化の波が本格化する前に、企業が求めるITスキルを身につけておくことが、5年後・10年後の安定につながります。
今こそ、小さく一歩を踏み出してみませんか。
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ファイナンシャルプランナー・IT講師
川淵ゆかり
厚生労働省 1級FP技能士
経済産業省 高度情報処理技術者
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